
震災以来お休みしておりましたが、ようやく落ち着きを取り戻してきた感じがするので、ぼちぼち再開しようかと。直接的には24日にあった中学の同窓会がすごーく楽しくて、書き留めておきたくなって。ブログやSNSのよさって、自分が経験したことをみんなと共有するっていうのももちろんあるけど、みんなと共有したことを各々が再現して、それを読んでもう一度、それぞれが違う角度からその経験をし直すっていうのも大きいなと、最近とみに感じるので。
とりあえずは気軽に、箇条書きスタイルから。
17:55 集合時間を5分過ぎるも、集合場所の目安がことごとく閉店しており、全員難民化。超至近距離にいながら、「どこ?」「どこなの!?」と連絡を取り合う附属OB・OGが続出。
18:00 パディントンのストラップfromスコットランドを入手、テンションがこの時点ですでに制御不能に。先が思いやられるが、嬉しいのでどうでもよい。
18:03 卒業以来初めて会う子が一人だけ。中学時代は早熟ゆえにすべてがだるい、という感じだったのが、今はいろんなことが楽しそうで、すごく明るくて、こっちまで嬉しくなる。
18:15 どうにかみんなでお店にたどりつく。東南アジアふうのいい感じにカオスなビアガーデンは、夏の宵を楽しむ若人でぎっっっしり。あまりのぎっしり度とカオス度に一瞬パニックが出かけるも(←震災以降悪化)、みんなが非常に平和かつワクワクウキウキな雰囲気を醸し出してくれていたため、瞬時に落ち着く。プチ克服した気分になり、ひとりでテンションさらに上がる。
18:20 「2500円で3時間飲み放題」という破格さに、「きっと何かがないんだろう」とは予感していたわれわれ。お店に入った時点で「屋根と冷房がない」ということには気づいていたが、さらに「メニューに生が載ってない」ということに気づく。まさか・・・とは思いつつ、え、でも、2500円だしネ・・・という雰囲気も漂う。勇気を出した誰かが店員さん(ほとんど東南アジアの方々)に尋ねると、答えは「生、アリマス」!!やったー!祝祭的な大乾杯を交わす。
18:30 ビールはいいやという女子は結構おり、おもにカシス系のカクテルをいっぱい注文。隣に座っていたスコットランド帰りのA子さんはカシスウーロンをオーダー。すると、タイ人のおにーさんが持ってきたのは・・・ウーロン茶とカシスオレンジ。だ、ダイナミック!!え、混ぜれば同じじゃん的な!?ついつい大爆笑してしまったわれわれ。涙をふきふきはっと気づくと、おにーさん、明らかに相当ムッとしてる!初めて知った、東南アジア系の濃い顔で本気でムッとされるとかなりこわい!ご、ごめんね、悪気はなかったんです・・・でもこんながっかりクオリティ、大学以来だったんだもん!同じおにーさんが運んできてくれた、今度は正真正銘のカシスウーロン(ただし味はほぼカシス)を飲まんとするA子さんに、「気をつけてね!」と本気で警告してしまった私。器が小さい!おにーさんごめんなさい!
18:45 反対隣に座っていたYちゃんが、会話の途中で突然ツボにはまり、再起不能なほど笑い始める。取り残された向かいのMくんと私、ツボを教えてほしがる。Yちゃん、苦しい息の下から、一言。
「レンズが・・・ないっ」
その指さす先にはプロドラマー・Cくん。Cくんはプロドラマーなので、ロックミュージシャンなので、ロックな格好をしている。穴が開くほど見つめていても飽きない格好をしている。それはアーティストとして非常に重要な個性だと思う。髪の毛はA子さん曰く「かつらにしか見えないっ」というほどロング&ボリューミーであり(金のメッシュ入り)、その前髪はCくんの動きに合わせ、自在に顔の面積をコントロールする(鬼太郎もびっくり)。下唇にはピアスが施され、全体的に服装は黒く、どう見てもロック、Yes, He Rocks.(A子さんは無邪気に「レゲエとかやってるの?」と訊いていたが。)そして極めつきは、大きめの黒縁メガネ。今おしゃれ女子とかの間で流行ってるアレですよ。小顔効果があるやつですよ。Cくんはもともと小顔で色白なのに、そのメガネのおかげでさらに小顔&色白さが際立っており、やはりロックミュージシャンは違う、Yes, He Rocks・・・!と思いつつ、でもやっぱりこのセンス、一般庶民にはかるーくついていけないものがあり、内心みんな、その「ついていけなさ」を心のどこかでつつきまわしていたんだと思う。その矢先の、Yちゃんの指摘。
「Cくんの黒縁メガネ、レンズがないっ!」
Mくんも私も、沈没。お、おもしろすぎる・・・こちらに気づかず熱弁を(おそらくはロックについて?)ふるい続けるCくんのシャープな横顔にのっかったおしゃれメガネ、そこには確かに縁しかない!完全なる貫通、静寂、空白がそこに!ロックミュージシャンと貫通した空間、これをわれわれ庶民はいったいどう処理すれば!?以下次号。